職員給与170万ドルの先払いを要請=ホーチミン市都市鉄道管理局

 政府予算の執行遅れが指摘されるホーチミン市都市鉄道の建設に絡み、同市の都市鉄道管理局はこのほど、支払いが遅れている職員への給与、手当てを支給するため市に対し、市予算から390億ドン(170万ドル)を先払いするよう要請した。給与の遅配を理由とした職員の辞職を食い止める目的で、2018年11月にも同様の要請を行っているという。サイゴン・タイムズ紙(電子版)が伝えた。

 管理局によると、今年1月31日以降職員は2カ月分の基本給しか受け取っていない。給与には市が18年に先払いした資金が充てられたという。管理局では16年7月から18年11月までに、45人の職員が辞職。内訳は幹部職員5人、スペシャリスト37人、その他3人となっている。このため管理局は、職員人事を安定させることで投資家や契約業者の信頼回復を図り、20年末までに鉄道を完成させたい考え。
 市政府は今年初め、辞任したレ・グエン・ミン・クアン前局長に代わり、市運輸局長だったブイ・スアン・クオン氏を新たな管理局長に任命した。(時事)