アフリカ豚コレラの対策を強化=フック首相が緊急会合

 ベトナムのグエン・スアン・フック首相は4日、国内で感染が確認されたアフリカ豚コレラの防止策に関する緊急会合を開いた。オンラインメディアのザンチーが伝えた。

 グエン・スアン・クオン農業・地方開発相によると、アフリカ豚コレラは、7省・市にある養豚農家202戸などで確認された。これまでに、4231頭の豚が殺処分された。
 クオン農業相は「獣医局は、感染した養豚所近くにある98戸の農家からサンプルを採取した。検査の結果、大半が陰性だった。感染した豚は早急に殺処分された」と説明した。
 関係当局と地元住民は、豚コレラ発生に対応するため、早急にあらゆる対策を講じ、感染場所を消毒している。しかし、ベトナムでは、1400万もの農家が豚を飼育していることから、多くの困難に直面している。政策面や手続き上で問題が生じた場合には、フック首相が介入する。首相は、ハノイ市当局が早急に対応したことを称賛した。
 フック首相は「ハノイでは、それほど大規模な発生はみられていない。各省には防止策の予算がある。関係当局は、感染に対応するため、最善を尽くさなければならない」と述べた。
 多くの省は、養豚を殺処分した農家への支援策を出すよう、フック首相に求めている。タイビン省の関係者によると、養豚農家に1キロ当たり最大3万8000ドンの資金援助を提供。事態を収拾したという。
 同関係者は、臨床検査と食肉処理場の管理で、地方当局を支援することを政府に提案している。(時事)