東南アジアのメディカル・ツーリズムの拠点目指す

 ベトナム・インベストメント・レビュー(電子版)は、ベトナムが東南アジア地域のメディカル・ツーリズムの拠点となる可能性があることを伝えた。外国からの投資が増えていることから、医療と健康の部門が急速に発展しているためだ。

 2月にタイ・バンコクで開催された国際会議「東南アジア・ホスピタル・エクスパンション・サミット」には、東南アジア各国から参加があった。ホーチミン市のシティー・インターナショナル・ホスピタルの計画・マーケティング部のチャン・コック・バオ主任は基調講演で、ベトナムの医療部門は毎年18~20%成長していると説明。診察や治療のためにベトナムを訪問する外国人は8万人を超え、収入は10億ドル超になったことを明らかにした。
 バオ氏は「メディカル・ツーリズムには大きな可能性がある」と訴え、「ベトナムは東南アジアの中心にあり、交通の便が良い。内政も安定しており、安全。医療水準は比較的高く、近隣諸国に比べて割安だ」と述べた。一方、国際的に認定された病院の数が少なく、知名度が低いのが課題と指摘した。
 東南アジア連合(ASEAN)のうち6カ国(シンガポール、タイ、マレーシア、ベトナム、インドネシア、フィリピン)のメディカル・ツーリズム市場は、将来性があると期待されている。(時事)