ハイフォン新都市開発事業、「不透明」と住民抗議=副首相が調査指示

 ベトナム北部ハイフォン市の新都市開発事業をめぐり、詳細が不透明だとして住民が抗議の声を上げており、チュオン・ホア・ビン副首相が政府監察院に調査を指示した。オンラインメディアのザンチーが伝えた。

 同事業は2017年8月にスタート。市を流れるカム川北部324ヘクタールの地域を2年かけて開発するもので、延長1138メートルのホアン・バン・トゥー橋や、2016メートルの堤防の建設などを含む。行政センターやショッピングセンター、住宅地区、文化活動地域なども設けられる。
 しかし住民から、「水害で水があふれた場合の排出経路に自宅が位置していると、突然告げられた」といった苦情が上がっている。住民らは計画図の原本を示すよう求めたものの、市当局は拒否したという。また、補償費用を値切る動きもみられ、住民は「開発事業は支持するが、われわれの権利が守られるよう全てに透明性を持たせてほしい」などと訴えている。(時事)