ユニリーバとサベコからの税徴収は妥当=会計検査院長官

 ベトナム国家会計検査院(SAV)のホー・ドク・フォク長官は先ごろ、会計検査法の一部改正案を協議する国会常任委員会で、英オランダ系食品・日用品大手ユニリーバのベトナム法人と、サイゴンビール・アルコール飲料総公社(サベコ)から滞納税を強制的に徴収するのは妥当な措置であり、訴訟を起こされることはないとの見方を示した。オンラインメディアのベトナムネットが国内メディア報道を基に伝えた。

 フォク長官によると、ユニリーバは2009~13年期間の事業延長を文書で通知しており、この期間中の滞納税を支払う義務がある。SAVは当初、税額を8820億ドン(3800万ドル)と決定したが、国会財政予算委員会の指示を受け税額は5750億ドンに修正。ユニリーバは最終的に3160億ドンの支払いに同意した。
 一方、サベコは、特別消費税分4兆7000億ドンをSAVと政府監察院の指示に従い国庫に納入した。しかし、SAV監査の結果サベコの未申告利益がさらに2兆7000億ドンあまりあることが判明。そのため、同社から滞納税額2兆5000億ドンを徴収するとしている。(時事)