ホーチミン市で、EARTH HOURキャンペーン始まる

世界中の人々が同じ日、同じ時刻に消灯することで、地球温暖化防止と環境保全の意志を示す「EARTH HOUR(アースアワー)」キャンペーンが3月17日、ホーチミン市で始まった。「Change your green(環境を変えよう)」をテーマに、ボランティアが率先して、汚染防止やプラスチック利用の削減、リサイクルの促進に向けて、アイデアを提案していく。

写真㊤=ホーチミン市で始まったEARTH HOURキャンペーン(VNA)

セレモニーで、ホーチミン共産青年同盟のゴ・ミン・ハイ副書記は、「ボランティアは、自身のアイデアやそれらを実現する方法を発表する。優れたアイデアには、組織委員会から資金援助が行われる」と述べた。

今年のEARTH HOURキャンペーンでは、さまざまな環境保護活動が予定されており、3月30日午後5時から10時にかけては、青年文化会館の灯りを消す“消灯セレモニー”が行われる。このイベントには、若者や地域の住民など5000人以上が集まると予想される。

キャンペーンは、ベトナム政府と国民が、気候変動に対処するために世界と手をつなぐ意志を示す一つの活動だ。毎年の開催で、商工省が主催し、ベトナム電力公社(EVN)など多くの企業がスポンサーとして参画している。EVNは、ベトナムが2009年にEARTH HOURキャンペーンに参加して以来、連続してメインスポンサーを務めている。