ロンタイン空港事業、タンソンニャット空港までの直結道路建設を検討

 ベトナムのグエン・バン・テ運輸相は、ホーチミン市タンソンニャット国際空港の過密を軽減するため建設中のドンナイ省ロンタイン国際空港事業の進捗(しんちょく)状況に関する会議で、両空港を直結する専用道路を建設することで利便性を高める必要があるとして、各コンサルタントに検討を指示した。オンラインメディアのVNエクスプレスなどが伝えた。

 会議で、交通運輸開発戦略研究所のレ・ド・ムオイ副所長は、ホーチミン市のトゥティエム地区からロンタイン空港までライトレールを建設することがすでに計画されていると説明。また、コンサルタント機関からは、「カットライ橋、ドンナイ省の省道25号線、環状道路3号線の即時建設」が提言されているとして、「これらが2025年までに完成すればロンタイン空港とホーチミン市の東部および南西部の接続に問題はない」との認識を示した。

 これに対しテ運輸相は、ライトレールの建設は最善の解決策だが、期間が長くなることから、25年予定のロンタン空港開業に間に合わない恐れがあると懸念。また、外国人客は電車やバスをあまり使用しないとして、一般道と切り離した専用道路は必要だと強調した。

 ロンタイン国際空港は、ホーチミン市から東へ40キロの場所に30年間をかけて3段階で建設する。総事業費は336兆6300億ドン(約160億ドル)と見積もられている。第1期工事は25年までに完成させる。年間旅客受け入れ人数は2500万人で、国内最大のタンソンニャット空港の負担軽減が期待される。(時事)