ガソリン供給に不足なし=売り惜しみの動きは調査-商工省

 ベトナムの首都ハノイ市などで、ガソリン・スタンドがレギュラーガソリン「RON95」の販売を一時中止している。商工省は、供給不足はなく販売は28日までに通常に戻るとしているが、一部販売業者の売り惜しみを疑う見方もあり調査する方針だ。ベトナム紙トイチェ(電子版)が伝えた。

 軍隊石油化学工業(MIPEC)が運営するハノイのスタンドでは、RON95の給油機がバイオ燃料に切り替えられた。このためスタンドでは、売り上げが40~50%減ったという。他のMIPEC運営スタンドでも今週、供給不足を理由にRON95の販売中止を決めた。
 ド・タン・ハイ商工副大臣は26日の政府会議で、ギソン製油所が技術トラブルで一時操業停止したこともあり、国内石油会社への供給が不足したことを認めた。このため同省は国営石油会社ペトロベトナムに対し、海外からの輸入を増やして需要に対応するよう指示している。
 一方で同省国内市場局は、ガソリン販売業者が意図的に在庫を積み増したり品質の劣る燃料を販売したりする動きについては、調査を行う考えを示した。(時事)