代々木でベトナムフェスティバル開催 18万人が日越交流楽しむ

ベトナムと日本の友好と文化交流のシンボルとなっているイベント「ベトナムフェスティバル2019」が8日、東京の代々木公園で開幕した。今年は9日までの2日間開催され、計約18万人が会場を訪れた。

ベトナムフェスティバルは、 在日本ベトナム大使館が日本側と協力して開催を続けている恒例行事。ベトナムと日本の外交関係樹立35周年記念を記念して、2008年に始まった。11回目の開催となる今年は、安倍晋三首相夫人の昭恵さんや公明党の山口那津男代表、日本政府の代表者らも参加した。

会場には、「伝統的な飲食」「音楽」「伝統芸術」の3テーマで分類され、約120のブースを設置。訪れた人々はベトナムの伝統料理などを賞味した。

また、両国の代表的な文化、芸術や音楽の活動などもステージで披露され、ベトナムの国や人々の生き生きとした様子が伝えられた。

両国の交流と理解を深めるために、文化・スポーツ・観光省は今回のイベントに、人形劇のチームを派遣。また、ベトナムの若手歌手、ウエン・リンさん、ファム・クィン・アインさんのほか、バンド「Microwave」などもステージに登場し、観客を魅了した。