ハロン湾でプラ製品使用を試験的禁止=8月1日から、管理委と観光船業者合意

 ベトナム北部クアンニン省のハロン湾管理運営委員会と15の観光船事業者らがこのほど、船上でのプラスチック製品の使用を8月1日から試験的に禁止することで合意した。オンラインメディアのザンチーが報じた。

 世界遺産に認定されたベトナムの景勝地であるハロン湾には、多くのごみが浮遊している。湾に浮かぶごみの収集を担う事業者によれば、1日に回収するごみの量は6トン超に上る。回収しても、すぐに発泡スチロールやビニール袋、ペットボトルといったごみが浮遊するという。
 小さなペットボトルで観光客に出されていた飲み物は、大きな水筒から環境に優しい素材のカップに注いで提供されるようになる。管理委のファム・ディン・フイン副委員長は「これまで5000本のペットボトルと5000枚の紙おしぼりが毎日、観光客に提供されてきた。今、汚染源を断ち切る時だ」と訴えた。
 ただ、フイン副委員長は「一歩一歩取り組まざるを得ない」とも指摘。「観光船や使用されるプラ製品の量はずっと多く、禁止するのは簡単ではない」とごみ問題への対応の難しさを語った。(ハノイ時事)