ロンタイン空港、AIなど最新技術導入へ=第1期計画で事業化調査報告書

 ベトナム南部ドンナイ省で計画中のロンタイン国際空港が世界の主要空港に並ぶ高水準のサービスと安全性を確保するため、人工知能(AI)などの最先端技術を積極的に採用する見通しだ。ベトナム・ニュース紙が5日までに報じた。

 ベトナム運輸省は、最新技術の導入などを盛り込んだロンタイン国際空港の第1期計画に関する事業化調査の報告書をまとめ、グエン・スアン・フック首相と国家審査評議会に提出した。報告書は、ベトナム空港会社(ACV)が日本、フランス、ベトナムのコンサルタント共同企業体JFVとともに作成した。
 AI技術は、出入国手続きなどで活用され、顔や指紋のような生体情報を通じ、旅客の身元確認作業を容易にする。AIは国の情報と照らし合わせ、搭乗禁止リストに掲載された人物の特定作業を支援する。警察など治安機関にタイミング良く通報することも可能となる。
 レ・ディン・ト運輸副大臣は「最も有望なのは、ICタグを使った無線自動識別機能だ」と指摘。無線技術を使って、荷物の持ち主や旅客の身元などを自動的に識別し、識別カードで動きを捕捉できるという。
 ロンタイン国際空港は3段階で建設が進む見通しで、総投資額は336兆6300億ドン(約144億ドル)。第1期は2025年までに完了し、年間2500万人の旅客と120万トンの貨物の取り扱いを見込んでいる。最終的には、年間1億人の旅客と500万トンの貨物が取り扱い可能になる見通し。(ハノイ時事)