医療人材育成で奨学金=国際医療福祉大とベトナム保健省が覚書

 【ハノイ時事】国際医療福祉大学は13日、ベトナム人を対象にした奨学金制度を新設し、同国の医療・福祉関係の人材育成を支援すると発表した。ベトナム保健省との間で同日、奨学金に関する覚書を交わした。

 グエン・ティ・キム・ティエン保健相は覚書の式典で、「ベトナムでは医療人材の育成が最も重要な課題の一つだ」と強調し、今回の奨学金制度を歓迎した。国際医療福祉大の高木邦格理事長は、「医学、医療分野のリーダーが育成され、ベトナムの医療水準が向上することを期待する」と語った。
 国際医療福祉大は、看護、理学療法、放射線・情報科学などの学科で、毎年10人を上限にベトナム人奨学生を受け入れる。奨学生には学費、教材費、住居費と通学交通費などを支給する。今後、募集作業に入り、来年4月から奨学生を受け入れる。実施期間は5年間。
 国際医療福祉大は2018年秋に、ホーチミン市の国立チョーライ病院と協力して健康診断の専門施設を開設。これまでもベトナム医療の向上に向けた活動を展開している。