発電プロジェクト9件の加速要請=25年までの電力確保で-政府

 【ハノイ時事】ベトナム政府が関係各省などに対し、9件の発電所建設プロジェクトに関する手続きを加速するよう要請している。2025年までに電力供給を確保するのが狙い。グエン・スアン・フック首相はこれまでに、いかなる環境下でも電力不足は許されないと訴えている。

 対象となる発電所プロジェクトは、クアンチャックI、II、ドンクワットI、II やホアビンなど。商工省は特に重要で緊急性の高い案件に関しては、さらなる遅れが生じないよう、革新的な手法を活用して発電プロジェクトの進展を監督するよう指示された。
 ベトナム電力公社(EVN)、ペトロベトナム(PVN)、石炭鉱物産業グループ(VINACOMIN)は担当する発電プロジェクトで、確実な進展を求められた。フック首相は、電力公社が電力供給の確保で主要な役割を果たす一方で、ペトロベトナムなども電源開発に積極的に関与しなければならないと注文している。
 23年までの完成予定となっている一部の大型発電プロジェクトは進展に遅れが見られ、早ければ21年にも電力不足が生じる恐れが出ている。