ハノイ都市鉄道カットリン-ハドン線事業で違法行為=会計検査院

 ベトナム国家会計検査院(SAV)はこのほど、ハノイ市都市鉄道カットリン-ハドン線建設事業の監査を行い、多くの違法行為と不正支出があったと明らかにした。オンラインメディアのザンチーが報じた。

 会計検査院によると、鉄道事業管理委員会は計画当初9100万ドン(3900ドル)、公共建造物向けの投資を管轄する市委員会は140億ドン(60万2000ドル)をそれぞれ不正に支出していた。
 運輸省は事業計画の変更に関し、事業主体の資本金を8兆7000億ドンから18兆ドンに増資した際、首相に報告せず議会承認も得ていなかった。
 建設事業は当初の期限に間に合わず2017年9月末まで延期されたが、現在もまだ完成していない。会計検査院は、鉄道事業管理委が事業を請け負った中国の建設会社などの関係者の責任を明らかにしていない点も問題と指摘する。
 会計検査院はさらに、増資に関係した個人と団体を処罰し、月内にも報告するよう運輸省に命じた。(時事)