ハノイの大気指数、重度汚染レベルに

 世界各地の大気汚染の実態を調査しているエアビジュアルによると、ハノイでは9月30日、午前6時30分時点での「空気質指数(AQI)」が272を記録し、赤色の警報レベルを超えて紫の重度汚染レベルに達した。ベトナム・ニュース紙(電子版)が報じた。

 ベトナム・クリーン・エア・パートナーシップのホアン・ズオン・トゥン会長は、異常な事態であり、注意深い原因究明が必要だと述べるとともに、粉じんの吸入を増やすことになるので、午前中の運動を控えるよう呼び掛けた。
 トゥン会長によれば、ベトナム国内での観測地点は限られており、ハノイには固定観測地点が2カ所あるが、ホーチミンには設けられていない。
 ベトナム国内の大気汚染の主因は微小粒子状物質PM2.5。PM2.5濃度が1立方メートル当たり12マイクログラムなら、安全レベル(AQI50相当)とされている。
 AQIが100を超えると大気汚染状態であり、人体に影響を及ぼすレベル。150以上になると呼吸器や心臓に疾患のある人は屋外での活動を控えることが推奨されている。(時事)