ハノイ市民、マスク求めて殺到=大気汚染悪化で

 オンラインメディアのザンチーなどによると、ベトナムのハノイで大気汚染の悪化からマスクを求めて購入する市民が殺到している。高額でも高性能なタイプが人気だという。

 キムザン地区に住むフオンさんは、「以前は使い捨てマスクを使用していたが、最近は大気汚染がひどいため、細かい粉じんも防げるマスクを選んでいる。1枚が5万5000ドンと高額で、しかも数回しか使用できないため、200万ドン以上をはたいて40枚買ったが、1カ月で使い切ってしまった」と話した。
 ハドン区のタムさんも、微細な粉じんも防ぐマスクを家族全員が購入し、自宅には空気清浄機を設置したと話した。
 インターネット上には、中国製やベトナム製から米国の技術で作られたとうたうものまで、多種多様な商品があふれている。値段も1枚が120万ドンもするものまであり、マスク販売業者によると「PM2.5を100%防げる」という。
 また、別の業者は「最近は1日に700~800枚のマスクが売れる。1000枚以上売れた日もあった」と話した。
 世界各地の大気汚染の実態を調査しているエアビジュアルによる大気質指数(AQI)で、ハノイは世界の都市の中で最も大気の状態が悪い都市の一つとなっている。(時事)