ベトナム・ホーチミン市の小児科病院でこの数週間、呼吸器疾患の患者が急増している。医師は、大気汚染が子供の呼吸器疾患を増加させていると指摘している。ベトナム紙ベトナム・ニュース(電子版)などが伝えた。

 同市の第2小児病院には、1日に平均7000~8000人の子供が診察に訪れており、前年同期に比べ20%増えた。呼吸器疾患や下痢などの症状が多いという。また、ベッド数1900床に対し、入院患者が2100~2200人に上っているため、ベッドの共有も余儀なくされている。
 同病院のグエン・ホアン・フォン医師は、肺炎やぜんそく、気管支炎の症状で毎日280~300人が入院すると話した。また、呼吸器疾患のシーズンが8~11月と長いうえ、大気汚染が呼吸器疾患の子どもの増加につながっていると指摘した。
 他の小児科病院でも、呼吸器疾患の患者が増えており、急性呼吸器感染症や肺炎、ぜんそくなど重篤な病気が多くなっている。(時事)