ベトナムのビール消費、35年には56億リットル=投資家が強い関心-業界団体予測

 【ハノイ時事】ベトナム・ビール・アルコール飲料協会(VBA)によると、ベトナム国内のビール消費量は2035年に56億リットルに達する見通し。17年時点では40億リットルだった。10日付のベトナム・ニュース紙が報じた。

 ベトナムでの1人当たりの年間消費量は平均43リットル。アジアでは中国、日本に次ぐ3番目で、全世界では15番目だった。
 アルコールとビールの消費量が伸びるとともに、ベトナムの飲料メーカーの収益も拡大。内外の投資家の関心が高まっている。1億人規模の消費者を抱えるベトナム市場にはこれまでに、多くの外資系飲料大手がシェアを求めて参入してきた。
 タイの飲料大手タイ・ビバレッジグループ(タイ・ビバ)は17年、サイゴンビール・アルコール飲料総公社(サベコ)に間接出資。現在の出資比率は53%となっている。
 デンマークのビール大手カールスバーグは18年、ハノイビール・アルコール飲料総公社(ハベコ)に出資。その後、追加出資を目指している。ベトナム・ビール市場は現在、サベコ、ハベコ、オランダのハイネケン、カールスバーグの4社でシェアの9割以上が占められている。