ベトナム航空、パイロット報酬を前倒しで引き上げ=LCCに対抗

 オンラインメディアのVNエクスプレスは、ベトナム航空がパイロットの報酬を引き上げたと報じた。ボーイング787型機やエアバスA350型機などの長距離旅客機の機長職は22%増。当初は2020年6月1日を予定していたが、格安航空会社(LCC)など他社からの引き抜きを防止するため、前倒して実施した。

 飛行教官と機長の月給は9500万ドン(約4100ドル)から1億1600万ドン(約5000ドル)に、副操縦士は4600万ドン(約1980ドル)から5600万ドン(約2400ドル)にアップした。
 ただ、年功加俸や各種手当、超過勤務手当、日当などを加えると、教官と機長の月給は平均2億2000万ドン(約9480ドル)、副操縦士は1億3500万ドン(約5800ドル)になる。
 情報筋によると、LCCのベトジェットのパイロットの月給は1億4000万~2億4000万ドン(約6030~1万0340ドル)、ジェットスターパシフィックは1億~1億8000万ドン(約4300~7750ドル)。
 新規参入したバンブー航空は昨年、パイロットに相場よりも12~15%高い報酬を支払うと表明した。採用に関わったパイロットによると、副操縦士は1億4000万ドン(約6030ドル)、機長は2億3000万ドン(約9900ドル)、教官は2億8000~3億5000万ドン(1万2060~1万5080ドル)の報酬が提示されたという。(時事)