来年の公務員基本給、7%引き上げを提案=国会報告で-ズン財務相

 【ハノイ時事】ベトナムのディン・ティエン・ズン財務相は21日、2020年の公務員の月額基本給を前年比で7%程度引き上げ、160万ドン(69ドル)とするよう提案した。オンラインメディアのVNエクスプレスが22日報じたもので、19年予算の実施状況と20年の計画に関する国会報告での発言。

 基本給を基に算定される賃金は今年7月、7.2%引き上げられ、現在は149万ドン(64ドル)となっている。公的部門の労働者からは過去数年にわたって、給与が低すぎるとの不満の声が上がっていた。
 エコノミストらは最近の会合で、賃金水準が低いままであれば、公的部門の汚職を助長し続けることにもなるとの懸念を表明した。
 同国の統計総局によれば、17年末時点で公的部門の労働者は520万人超。世界銀行は、人口と比べた公的部門の規模が東南アジア諸国の中で最大級になっているとの見方を示した。
 グエン・スアン・フック首相は17年、政府機関に対し、今後5年間に毎年1.5~2%の人員削減を行うよう指示を出していた。