労働目的の無許可渡航に改めて警告=人身売買の危険も指摘-ベトナム労働省

 ベトナム労働・傷病軍人・社会事業省の海外労働管理局はこのほど、特に日本、韓国、シンガポールを念頭に正式な手続きを経ず労働目的で渡航する労働者に対し、改めて警告を発した。サイゴン・タイムズ紙(電子版)が伝えた。

 同局は、違法に海外渡航しても仕事を見つけるのは難しく、見つけられても合法的な雇用契約がないため保険に入れず、法律で保護されないなどとする現地メディア報道を伝えている。また、違法労働者は雇用主、労働条件、必要なスキルに関する情報に乏しく、人身売買組織の犠牲になる恐れもあると警告している。
 同局は、日本には約30万人のベトナム人が在住しているが、日本で仕事を辞める労働者や技能実習生の数はベトナム人が最も多いと指摘。その上で、無認可の送り出し機関を利用したり、学業目的のツアーで仕事をしたりするのを避けるよう注意を呼び掛けている。(時事)