日越、佐官級交流で連携強化=国防省次官が自衛隊訪問団と意見交換

 【ハノイ時事】国防省のグエン・チ・ビン次官は11日、日越の佐官級交流でハノイを訪問した防衛省・自衛隊関係者と意見交換を行った。ビン次官は、「日本とベトナムは広範囲なパートナーシップ関係にあり、今回の交流活動は非常に重要だ」と語った。訪問団の団長を務める遠藤充・陸上自衛隊富士学校普通科部長(陸将補)は、両国間の防衛協力が着実に進展していることを歓迎した上で、「一層連携を深めていきたい」と述べた。

 遠藤団長は「ベトナムがこれまで日本と東南アジア諸国連合(ASEAN)協力で重要な役割を果たしている」と評価。来年、ベトナムが議長国を務めるASEANとの協力強化にも期待を示した。
 訪問団は11日、国防省の国際関係研究所と地域の安全保障情勢などで意見を交換した。16日までの滞在期間中、ラオカイ省やハイフォン、ホーチミン市で国防関係の施設を訪れ、交流を深める。
 日越間の佐官級交流は、笹川平和財団が民間レベルの防衛交流の一環として2014年に開始。15年以降、毎年2回、交互の両国で行っており、今回が11回目となった。