豚肉高で関連食品も値上がり=1、2割上昇との声も

 【ハノイ時事】アフリカ豚コレラの感染拡大に端を発した豚肉価格の急上昇を受け、レストラン、市場で関連食品が値上がりしている。国営ベトナム通信によれば、ホーチミン市10区にあるホアフン市場では、ミートローフの価格が1キロ当たり14万ドンと2万ドン上昇し、中国風ソーセージなども1キロ当たり3万ドン程度値上がりした。ある取引業者は、豚肉関連食品の価格が1、2割上昇したとの見方を示した。

 別の豚肉業者は、豚肉が値上がりで需要が鈍くなったと指摘。豚肉価格は切り方次第だが、1キロ当たり2万~3万ドン上昇したと語った。これまでは午前10時までに100キロ近くの豚肉が売れていたが、今は売り行きが鈍いという。
 多くの飲食店も豚肉を使った料理の価格を引き上げた。豚肉入りのスープ麺は3000~5000ドン値上げされた。
 ホーチミン市当局はテト(旧正月)休暇に向けて市場を安定させる取り組みとして、地元企業と連携して豚肉などの生活必需品の供給を確保しようと努めている。食品大手ビサンのグエン・ダン・フー副最高経営責任者(CEO)によれば、同社はテト休暇をにらんで豚肉の十分な供給を確保するため、取引業者と契約し、加工食品の生産がピークになっているという。アフリカ豚コレラの影響で、豚肉の供給量は大きく影響を受けたが、同社は供給量に支障が生じることがないように努める方針という。