戦争回避と平和維持が最重要任務=人民軍75周年記念式典で―フック首相

 【ハノイ時事】国営ラジオ・ベトナムの声(VOV)によると、ベトナム人民軍設立75周年などを祝う式典が21日、ハノイで開かれた。式典にはグエン・スアン・フック首相、グエン・ティ・キム・ガン国会議長らが参加。フック首相は、「平和な時代に最も重要な任務の一つは、戦争の回避と平和的な環境の維持だ」と訴えた。

 首相は、「いかなる状況でも、党と国家は国防力の維持、全国民を挙げての国防力の向上などを重視している」と強調。今回の式典は、「全党、全国民が軍の輝かしい伝統を振り返り、誇りを高めるチャンスになる」と語った。
 ゴ・スアン・リック国防相は、「人民軍がこの75年間に収めてきた多大な成果は、党とホーチミン主席の教育、全国民と世界各国の支援によるものだ」と説明。「ベトナムはどんな紛争でも国際法に従い、平和的な措置で解決する立場を堅持していくが、国の独立・主権・領土保全を守るためには、あらゆる必要な措置を講じる」と述べ、平和と国土防衛に対する強い姿勢を改めて表明した。
 フック首相は式典で、党と国家を代表して、人民軍と国防省の幹部7人に軍功勲章を手渡した。