海外で働くベトナム人労働者、1人あたり月735ドル送金=米ユニテラー調査

 米国の国際決済サービス会社ユニテラーの最新調査報告によると、海外で働くベトナム人労働者1人当たりの本国への送金額は月735ドルで、受け取り側である低所得者層の月収(73ドル)の約10倍だった。ベトナム紙ベトナム・ニュース(電子版)などが伝えた。

 受理した金の使い道は、全体の24%が日々の生活費、25%は請求書の支払いや借金返済、11%は教育などに充て、14%を貯蓄に回していた。一方で、不必要な高級品の購入に9%が費やされていた。
 また、送金を受け取る人の21%は毎月受理した金額を使い果たし、35%は現金が不足すると海外で働いている家族に送金を頼んでいた。
 ユニテラーの幹部は、「海外からの送金は低所得者層の生活において、いっそう重要な収入源になっている。受理した資金を持続可能な富の構築につなげることが重要だ」と指摘した。
 同リポートは、香港、シンガポール、米国の送金者から定期的に送金を受理するフィリピン、インド、インドネシア、ベトナムの低所得層を調査したもので、ベトナムでは301世帯の1911人が対象となった。
 世界銀行によると、2019年の在外ベトナム人から本国への送金額は167億ドルで、世界で9番目と予想されている。(時事)