いかなる状況でも電力不足回避を=フック首相、電力公社に指示

 ベトナムのグエン・スアン・フック首相は25日、ハノイで開催されたベトナム電力公社(EVN)の会合で、社会経済発展に向け十分な発電能力を確保し、いかなる状況においても電力不足を回避するよう指示した。ニャンザン紙(電子版)が報じた。

 会合はEVNの2019年の業績報告と20年の展望について協議した。業績報告によると、EVNと傘下子会社の発電能力は計2万9000ギガワット(GW)近くと推計され、国内発電システムの54%を占めている。19年の商業向け発電量は前年比8.9%増の2095キロワット時だった。
 また、世界190カ国を対象とした調査によると、19年時点でベトナムの電化率(普及率)は27位。前回から129位上昇し、東南アジア諸国連合(ASEAN)内では4位につけた。従来掲げていた電化率の目標値を2年前倒しで達成した。
 フック首相は過去1年のEVNの取り組みを高く評価するとともに、今後の主力プロジェクトを加速するよう訴えた。(時事)