飲酒運転の罰金、最高4000万ドンに引き上げ=今月1日から実施

 【ハノイ時事】ベトナム政府は1月1日、労働・鉄道輸送の違反行為に対する行政罰の政令を施行した。これにより、検査でアルコール濃度が血液100ミリリットル中80ミリグラム(呼気1リットル中0.4ミリグラム)を超えた場合、自動車の運転手は3000万~4000万ドン(約1300~1818ドル)の罰金が科される。従来の罰金額は814ドルで大幅な引き上げとなった。免許停止期間も22~24カ月(従来4~6カ月)に大幅延長された。

 飲酒運転した二輪車ドライバーへの罰金は600万~800万ドンで、免停期間は22~24カ月。検査でアルコール濃度が血液100ミリリットル中50ミリグラム(呼気1リットル中0.25ミリグラム)を超えた場合、罰則が適用される。自転車の場合も最高60万ドンの罰金支払いを求められる。
 ベトナム国会は2019年6月、飲酒運転の全面禁止を含めたアルコールの悪影響を予防する法律を成立させた。同法は1月1日に施行。午後6時から9時までテレビなどでアルコール飲料の宣伝を禁止する措置なども盛り込んでいる。
 ベトナムは東南アジア最大のビール消費国。19年1~3月期時点で4000件を超える交通事故が発生し、このうちアルコールが原因とされる事故は274件に上った。