飲酒運転の罰金引き上げ、ビール業界に打撃の恐れ

 ベトナムでは今年に入って飲酒運転に対する罰金がほぼ2倍に引き上げられ、最長2年の免許停止の対象になったことを受け、国内のビール売り上げが打撃を受けるとみられている。オンラインメディアのVNエクスプレスが報じた。

 証券会社国内最大手のSSI証券のリポートによると、2019年の国内ビール消費量は約46億リットルと前年比10%増だったが、今年の伸びは6~7%に落ちる可能性がある。
 今年1月1日から施行されたアルコールの悪影響を予防する法律では、自転車や電動バイクの飲酒運転に40万~60万ドン(約17~26ドル)の罰金を科す。また、バイクの罰金は600~800万ドン、車は3000万~4000万ドンと従来の倍の水準に引き上げられ、22~24カ月の免許停止を受ける可能性もある。
 警察の統計によれば、施行から6日間で2673人が罰金処分を受けた。レストランやバーでは売り上げが減少しており、飲酒客を車で送るサービスを提供しているという。(時事)