中国業者社長の訪越を要請=ハノイ都市鉄道建設の遅れを批判-運輸省

 ベトナム運輸省はこのほど、大幅に遅れているハノイ市都市鉄道「カトリン-ハドン線」の建設を促進するため、主請負業者である中国中鉄六局集団の社長にベトナムを訪れ、遅延に対処するよう要請した。サイゴン・タイムズ紙(電子版)が地元メディア報道として伝えた。

 ハノイ市初の都市鉄道となるカトリン-ハドン線は2011年に着工し、当初15年の開業を見込んでいた。しかし、工事は遅延が続き、これに伴い事業費は、08年見積もりの8兆7000億ドン(3億7400万ドル)から18兆ドン(7億7000万ドルに大幅に上方修正された。うち13兆9000億ドンは中国からの融資で賄われる。
 運輸省は、中国中鉄は設計、調達、建設を請け負うEPC業者としての役割を果たしていないと指摘。建設の遅れと、建設費増大の責任を負うべきだと批判している。(時事)