新型肺炎で北部ソンロイ村封鎖=多くの感染者、日系工場に勤務

 【ハノイ時事】複数のベトナム・メディアによると、ハノイ近郊の北部ビンフック省は13日、新型コロナウイルスによる肺炎の拡大を防ぐため、感染者が確認されたビンスエン区ソンロイ村を封鎖した。村には1万人を超える人が生活しているが、今後20日間外部との出入りが禁止される。

 ベトナム保健省によると、13日午後0時30分(日本時間午後2時30分)時点で感染が確認されたのは全国で16人。このうちビンフック省ではソンロイ村を中心に11人の感染が判明した。多くが同省にある日系企業の工場に勤務し、中国・武漢への研修から帰国した労働者だった。
 ビンフック省高官はメディアに「わが省は国内で最も感染者が多いが、他地域にウイルスは広がっていない」と強調。感染の封じ込めに全力を挙げる考えを示した。
 同省は隔離対象になった感染者や疾病管理所のスタッフに対する支援措置を決定。隔離施設や医療センターにいる対象者には1日6万ドン(約2.3ドル)、自宅での隔離対象者には4万ドンの食事補助を支給する。疾病管理所の医療スタッフらは平日に1日20万ドン、休日に4万ドンを支払う。
 このほか、学校は23日まで休校が続く見通し。