中国人労働者の職場復帰に抗議し、2500人スト=北部ハナム省の韓国企業で

 【ハノイ時事】新型コロナウイルスによる肺炎が流行する中、ベトナム北部ハナム省の韓国企業で2500人を超える従業員が中国人労働者の職場復帰に抗議し、ストライキを続けている。オンラインメディアのVNエクスプレスが19日伝えた。

 ハナム省タインリエム区で玩具などを製造するJYハナムの労働者は15日、ストに突入。門の外に集まり、新型肺炎に感染する恐れがあることから、中国人専門家らが月内に職場に戻ることを認めないよう会社側に求めた。ハナムの当局によれば、ストは17日も続いた。
 タインリエム区の労働・傷病軍人・社会事業局のブイ・チョン・クイン氏によれば、会社側は先週、掲示板で中国人の専門家とエンジニアが職場に復帰する見通しだと伝えた。これに対し、ある労働者が抗議し、中国人が職場復帰すればすべての労働者がやめるなどと訴えたという。会社側はこの労働者を解雇した。
 1月29日から中国人労働者45人中14人が会社に戻り、労働省の規制に基づき隔離状態に置かれた。当局によれば、現在までに隔離期間は終わっており、職場に復帰することができる状態になっている。残る中国人労働者も医学的な条件などを満たした場合に限り、職場への復帰が許される見通し。