運輸相、国際線の運航再開を呼び掛け=専門家など優先し、本数は限定

 【ハノイ時事】ベトナムのグエン・バン・テ運輸相は7日の省内の会議で、国際線フライトの運航再開を呼び掛けた。ベトナム・ニュース紙(電子版)が報じた。

 テ運輸相は輸送局と民間航空局(CAAV)に、本数をかなり限定した国際線フライトの運航再開提案をまとめるよう指示。専門家、当局者の利用を優先しつつ、他人との距離の確保をはじめとした厳格な新型コロナウイルス対策を確実に行うことにも配慮するよう求めた。
 CAAVのディン・ベト・タン局長は、新型コロナ対策の制限措置が段階的に緩和されことを受け、航空輸送部門が急速に回復していると説明。4日間の休みを含めた過去6日間に、国内線の乗客は23万人、1日平均3万9000人となり、前年の38%の水準になったことを明らかにした。さらに、「国内線は来年半ばまでに、国際線も来年末までに回復する可能性がある」と語った。
 輸送局のチャン・バオ・ゴク局長は、運輸5部門の中で、航空部門が最も深刻な影響を受けていると分析。「4月1日以降、航空機の旅客数は新型コロナが流行する以前の1~2%にとどまっている」と語った。「航空輸送部門は想定より厳しい状況になっており、今年の乗客数は前年比46%減の推定4300万人前後にとどまる」と予想した。