フォンニャ・ケバン国立公園で新たな洞窟発見

英国王立協会に属する洞窟調査団は、ハノイ自然科学大学、フォンニャ・ケバン国立公園(クアンビン省)と協力して、同公園内を探検・調査し、新たに39の洞窟を発見した。

新たに発見された洞窟の長さは合わせて17キロメートルに及び、これまでに発見されている分と合わせて、フォンニャ・ケバンの洞窟の総延長は200キロを超えた。見つかった洞窟は、それぞれ測量、撮影などが行われ、同国立公園の地図に掲載される。


これまでの発見で、フォンニャ・ケバンは世界有数の貴重な洞窟群とみられている。

【フォンニャ・ケバン国立公園】 4億年以上前から形成されたとされるアジア最古の石灰岩地域が残されている。大小様々な洞窟があり2003年、世界自然遺産に登録されている。