豚肉価格、供給不足で高騰=アフリカ豚熱の影響残る

 ベトナムのオンラインメディアのザンチーによると、国内の豚肉価格が供給不足から高騰し、記録的な高値を付けていると伝えている。

 北部フンイエン省コアイチャウ県で養豚場を営むチャン・バン・トアン氏は、今月初めに200頭近い豚をキロあたり9万4000ドン(4.08ドル)で売ったが、足元の価格は9万8000ドンに上昇していると説明。現在も多数の注文が入っていると明らかにした。
 トアン氏は養豚場を始めて20年になるが、このような価格高騰は初めてだと述べ、近日中にキロ当たり10万ドンに達するとの見方を示した。
 同じく北部ハナム省の卸売市場関係者は、最近の豚肉価格は供給不足を受け上昇傾向にあると指摘。17日の価格はキロあたり9万5000~9万7000ドンだったという。
 国内南部、中部地域でもキロあたり8万8000~9万7000ドンに上昇。ハノイ市場の価格は16万5000~35万ドンで、スーパーマーケット出の販売価格はこれより高いという。
 商工省のドー・タン・ハイ大臣は、昨年発生したアフリカ豚熱の影響で、現在の市場には20%前後の供給不足が生じていると述べた。(時事)