政府の新型コロナ対応、ベトナム人の97%が信頼=ユーガブ調査

 英調査会社ユーガブの調査によると、各国政府の新型コロナウイルスへの対応についてベトナム人の計97%が「非常によい」または「ある程度よい」と回答し、その割合は調査対象の26カ国・地域で最も高かった。また、88%がウイルス流行の状況は改善しているとみており、この割合は中国本土の89%に次いで2位だった。オンラインメディアのVNエクスプレスなどが伝えた。

 調査は5月5~13日に行われた。状況が改善していると回答した割合は、ベトナム以外では、台湾も88%で、タイが87%、イタリアも83%と高かった。
 一方、最も悲観的で「悪化している」と回答が多かったのはメキシコの60%。フィリピンも55%、インドは53%に達した。世界で最も多くの感染者と死者が出ている米国でも、状況が改善しているとみている人は42%にとどまった。
 新型コロナに関する報道については、ベトナムは回答者の89%が信頼していると回答し、調査対象の国・地域の中で最も高かった。ベトナム以外にはマレーシアやシンガポールなどが高かった。一方でフランス、イタリア、米国などで新型コロナに関するメディアへの信頼は低かった。
 政府への信頼についても、ベトナムに次いでマレーシアが93%と高く、台湾とインドも90%に達した。仏米などが下位だった。
 仏グローバル市場調査会社イプソスが4月に実施した別の調査では、ベトナムの回答者の80%が新型コロナ後の経済は急速に回復すると考えており、その割合は調査対象15カ国の中で最も高かった。
 ベトナムは人口9600万人を抱え、中国と国境を接しているが、新型コロナの感染者は324人に抑え、死者は出ていない。また、この1カ月以上、新規感染者ゼロが続いている。(時事)