今年に入り4000頭を殺処分=アフリカ豚熱が再発

 【ハノイ時事】ベトナム農業・地方開発省はハノイと19省の155地区に、アフリカ豚熱の感染が広がったことを明らかにした。ベトナムでは今年に入り、4000頭を超える豚が殺処分されてきた。農業省は、感染が大規模に広がるリスクが非常に高いと警戒している。オンラインメディアのVNエクスプレスが27日報じた。

 農業省によれば、複数の小規模な養豚業者が産地不明の豚を買い付け、アフリカ豚熱の感染が再発した。こうした養豚業者は清潔な状態を確保しておらず、バイオセキュリティー措置も講じていなかった。
 一部の業者は、豚にアフリカ豚熱の症状が出た時点で獣医担当官に報告していなかった。また獣医担当官の不足により、感染の発覚に時間がかったという。
 ベトナムでアフリカ豚熱の感染が初めて確認されたのは2019年2月。7カ月以内に63省・市のすべてに感染が広がり、全体の20%に相当する約600万頭が殺処分された。