公務員の賃上げ、半年間先送りを検討=新型コロナ踏まえ―政府

 【ハノイ時事】ベトナムのディン・ティエン・ズン財務相は1日、7月1日に予定していた公務員の月額基本給の引き上げを来年1月1日まで半年間先送りすることを検討していることを明らかにした。国会議員との会合に出た際、記者団に語った。オンラインメディアのVNエクスプレスが報じた。
ズン財務相は、賃上げが公的部門の人にしかメリットをもたらさない一方で、新型コロナウイルスの影響で農家、自営業者らは収入の落ち込みに直面していると指摘。「公務員の賃上げを先送りすることで、新型コロナで打撃を受ける人たちと苦労を分かち合う」と語った。

 ベトナム国会は昨年11月、公務員の月額基本給を7.3%引き上げる政府提案を承認。公務員や教員、医師の月額基本給は7月1日に、149万ドン(約64ドル)から160万ドン(約69ドル)になり、過去8年で最も大きな賃上げとなるはずだった。