ベトナムの鉱物資源、掘削と保全の展示会開催

鉱物資源の掘削と保全に関する国際セミナーと総合展示会「Mining Vietnam 2014」 がこのほど、ハノイで開かれた。

世界30カ国から、露天掘りや掘削に関する技術・サービスが紹介された。ブースには、オーストラリア、チェコスロバキア、中国、ドイツ、ポーランド、英国の企業などが参加した。

開会式では、商工省の代表者が「ベトナムの鉱業は国の経済、社会の発展にとって重要な役割を果たしている。火力発電に必要な石炭をはじめ、錫(すず)や亜鉛、鉄が採掘されている。鉱物資源は再生できないものであり、掘削や加工に関する設備・技術の重要性は高い。同時に環境を保護するための高度な技術が重視されている」と挨拶した。

展示会とともに2つのセミナーが開催され、オーストラリアの鉱物掘削や冶金についての新しい技術が披露されたほか、「デジタル時代の鉱業」をテーマに、掘削に関する調査や安全管理のための新しい設備、技術が紹介され、大勢の来訪者でにぎわった。