SNSで元気なベトナム発信 フェイスブックと協力

計画投資省(MPI)とフェイスブックは、新型コロナウイルスの克服や、経済回復に向けたプログラム「ベトナムのバイタリティー」をスタートさせた。ベトナムのイメージアップや投資促進、地域支援を目指し、SNSを通して情報を発信する。

プログラムは首相の要請に応じてまとめられた。観光開発ややさまざまな分野の業界、地域の支援を目指し、包括的で盛りだくさんな内容となる。MPIは2019年後半、観光促進プロジェクト「プラウド・ベトナム」でフェイスブックと協力して「イメンス(巨大な)・ベトナム」「バラエティ・オブ・ベトナム」と題したキャンペーンを展開、成功を収めた。今回のプログラムは、こうした実績の延長線上にある。

MPIとフェイスブックでは現在、「プラウド・ベトナム」と題して、自閉症の子供たちに関するショートフィルムとミュージックビデオを使った「ラブ・ベトナム」や、視覚障害者を支援する「ホワイトスティックス(白い杖)・ベトナム」などを展開中。両者の協力は、ベトナムと米国の国交25周年を記念した活動で、フェイスブックのベトナムにおける重要な取り組みの一つとなっている。

SNSを使ったキャンペーンとしては、「市民一人一人が代表者」も公式にスタート。新型コロナウイルスに関する体験や経済回復に貢献したことについて2~3分のビデオを撮影して共有するよう呼び掛けている。キャンペーンを通して寄せられた貴重なメッセージは、国民一丸となって困難を乗り越えるために活用する。