
ベトナム北部、バクザン省のイエン・ビエン村では、4年に一度、「花残月」(太陰暦の4月)に泥玉祭りが行われる。3日間続く祭りは、好天と豊作を祈念する伝統行事だ。
泥で満たされた祭り会場の両端には、深さ約80㎝、幅約50センチの穴が二つ空けられている。これがゴール。
地元の男たち16人が2組に分かれて参加する。相手のゴールに玉を押し込み、得点を競う。
玉は密度があって固く重い「鉄木」で作られ重さは約20㌔、直径は約40㎝。きちんと保管され、代々受け継がれてきた。
玉が穴に押し込まれるたびに、天と地が調和し、好天に恵まれ、豊作になると、されている。
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VNLオリジナル 2013年9月01日