ベトナム映画を紹介する「ベトナムフィルムウィーク」が7月15~20日の間、ベネズエラ・メリダ州のトゥーリオ・フェブレス・コルデロ文化センターで開催された。

写真㊤=映画「イエンの人生」のワンシーン(VNA)

在ベネズエラベトナム大使館が主催したこのイベントは、ベネズエラの人々にベトナムの国や人々、文化を知ってもらうのが狙い。「Chuyen cua Pao」(パオの秘密)や「Dung dot」(焼いてはいけない)、「Toi thay hoa vang tren co xanh」(草原に黄色い花を見つける)、「Cuoc doi cua Yen」(イエンの人生)、「Mua len trau」(バッファロー・ボーイ)、「Trang noi day gieng」(井戸の底の月)などの名作が紹介された。

開会式で挨拶したレ・ベト・ズエン大使は、「このイベントは、政治、経済、文化、社会におけるベトナムとベネズエラの外交関係において、極めて重要なマイルストーンである」と強調。「上映された映画作品によって、ベトナムの文化、歴史、人間性や社会生活が伝わり、その結果、両国の人々の間の理解や協力、親密さが一層深まるだろう」と期待した。

メリダ州文化開発財団のエンリケ・プラタ理事長は、「ベトナムフィルムウィークは、ベネズエラの人々にベトナムの歴史、文化、人々を深く知る機会を提供する。ベネズエラ国民やメリダ州の人々が、よりベトナムに親近感を抱くようになる」と述べた。

映画の上映会は、多くのベネズエラの観客を引き付けた。