リュックダウ川で平和への祈り ハイズオン省

9月13日の夜、リュックダウ川(ハイズオン省)とその周辺で、平和を祈る式典と灯篭まつりなどが催され、海外からの訪問客を含めた約1万人が参加した。

祭壇が設けられた会場では、式典を前に僧侶らが香を焚き、約8000個の花灯篭も用意された。

僧侶たちは国家の平和と繁栄、豊作を願い、国のために殉じた兵士、王朝の人々らの魂のために祈りを捧げた。

外国の侵略者との長きにわたる戦いの歴史の中で、リュックダウ川は戦闘と防衛の双方で重要な場所だった


13日夜の平和祈念式典と灯篭まつりには約1万人が参列した

また、キエプバック寺院では、侵略から祖国を守るために戦った王、兵士、多くの人々に感謝し、国家が安泰であること、人々が安全で、繁栄し、豊かで幸せな家庭を持つこと、さらには、豊かで美しい国を建設し保護するために団結することなどを祈念した。


灯篭は人々の手で川に流された

リュックダウ川の平和を祈る式典は、歴史的、文化的、人道的に重要な意味を持つ儀式で、キエプバック寺院の式典とともに何百年もの間、伝えられてきた。リュックダウ川の流れに浮かぶ鮮やかな光の花々は、現代の人々の感謝を遠い世界へと運んでいるようだ。

平和を祈る式典と灯篭祭りの最後には、キエプバック寺院前の堤防で多くの花火が打ち上げられ、平和で幸せな生活と祖国の平和・繁栄などを祈願した。