旧正月の海外旅行好調 ホーチミンから1万8000人

ホーチミン市観光局によると、今年の旧正月休暇中にホーチミン市の旅行代理店を通じて海外旅行をした人は約1万8000人に上り、出費総額は4300 億ドン(約23億円)に上った。旅行業界では、予想を超える伸びと歓迎し、欧州など多くの地域でベストシーズンを迎えるこれからの時期に期待を寄せている。

写真㊤=ホーチミン市のタンソンニャット国際空港から海外旅行に出発する人ら

同局によると、国内外の全ツアーのうち、海外旅行は、半数以上に当たる55~65%を占めた。旅行代理店、ベトラベルのグエン・グエット・ヴァン・カン・マーケット局ディレクターは「今年の旧正月は、昨年をはるかにしのぐ4万7000人の観光客をあつかった」と話す。大手、サイゴンツーリストのトラン・クオック・バオ副社長も、海外旅行者が2万1000人に達したことを明らかにした。このほか、TSTツーリストなど大手でも多くの海外旅行者を記録した。

新型コロナウイルスの感染流行は続いているものの、多くの国々で渡航規制が緩和されたことなどが伸びにつながったとみている。タイや日本、韓国、欧州、米国ではすでに多くの観光客を受け入れている。