ハス、ライチ…清々しいベトナムの「夏の香り」

もう夏ですね。夏は“活発な季節”です。暑いですが、おいしい食べ物や「夏の香り」があります。

ベトナムの代表的な夏の香りをご紹介します。

暑さで、疲れることもあります。日差しで熱くなった道を移動するのは大変です。そんな時、ハスの香りに出合うと、涼しさ感じます。自然や日々の暮らしが好きになり、とても良い気持ちにさせてくれます。

ハスはベトナムを「代表する花」です。その美しさは外見だけではありません。香りも素晴らしく、泥の中で成長するのに、とても綺麗な花を咲かせます。ベトナムの人々を象徴する花と言われています。

「タップモイで一番美しいもの、それはハス。 ベトナムで一番美しいもの、それはホーチミンという名前」という昔からよく知られた詩があります。タップモイはハスで有名な場所、ドンタップ省にあります。

夏には、ベトナム人は誰もハスを使います。花を飾ることはもちろん、ハスの実を使って「おこわ」や甘いチェーなどを作ります。ハスのお茶もよく知られています。バグフィルターのお茶や茶の葉にハスの香りを加えたものもあります。

 

海外からベトナムを訪れた際、お土産にハスのお茶を買って帰る人も多いようです。

もう一つの「夏の香り」はライチだと思います。ライチはバクザン省とフンイエン省などで広く栽培されています。とても甘くて香ばしい果物です。夏の間は新鮮なライチを味わうことができます。

家庭では甘いライチチェーや乾燥ライチを作る習慣があります。乾燥ライチは輸出もされています。

ハスやライチの香りはベトナムの夏の魅力の一つです。ぜひ、体験してみてください。