ベトナムと日本が協力、ODA使用不正防止の対策協議会開催

ベトナム計画投資省は、在ベトナム日本大使館と協力して「ODA(政府開発援助)プロジェクトについての不正防止対策協議会」を開いた。

会議では、計画投資省のグエン・チー・ズン副大臣がベトナムでのODAの現状について発言した。「日本は現在、最大のODA供与国であり、日本のODAはベトナムでの経済・社会の発展、インフラ設備、貧困の撲滅、環境保護に対して大きな意味を持っている」と説明。

さらに「日本の鉄道コンサルタント会社(JTC)とベトナム鉄道総会社(VNR)のリベート疑惑は、ベトナムでの日本のODA使用に大きな影響を与えた」と話した。

ズン副大臣は、「今後、ベトナム政府は一般のODA、日本のODA使用において、賄賂の防止を徹底する」と述べた。