買い物、料理も魅力-ベトナムとインドネシア観光協力で協議

ベトナム観光局はこのほどハノイで、ベトナムとインドネシアの観光協力について話し合う会議を開催した。

出席したインドネシアの企業は、ベトナムの観光市場は価格などの面で魅力的であり、買い物が楽しく、料理も特徴がある-などと評価した。

インドネシアはASEAN(東南アジア諸国連合)の中では、まだ潜在的な市場と言えそうだ。2013年、インドネシアでは約800万人が海外に旅行したとされるが、ベトナムを訪問したのは約7万人だった。

意見を述べる観光局の副局長

観光の面でのベトナムとの協力はまだ効果を発揮していない。その主な原因は、両国が互いに観光地や観光に関する広告を十分に行っておらず、情報が不足していることだろう。観光局はインドネシア市場への広告プログラムを作成する方針で、ベトナムのイメージや観光について広く紹介・宣伝し、観光市場の開拓を目指す。