ネットが賞賛ベトナムの観光地 観光客増加に寄与

米のインターネット新聞、ハフィントン・ポストはこのほど「たった50ドルで行ける世界の美しい景色」としてベトナムを特集した。ほかにも欧米のさまざまな旅行関連サイトがベトナムを取り上げており、ネット上で、ベトナム観光地の人気が世界的に高まっているようだ。

英旅行検索サイト、スカイスカキャナーは「安く行ける旅行先」としてベトナムを勧めている。同社サイトの「安く行ける旅行先」ランキングでは、ベトナムは10カ国の中、カンボジアに次いで第2位。「ベトナムで1日過ごす費用は、宿泊費、食事と飲み物、交通費、全て合わせて約170000ドン(約8ドル)で十分」と紹介している。

米オンラインニュースのビジネス・インサイダーは、「個人旅行者がもっとも安全な旅行先トップ10」で、ベトナムを第6位に紹介している。米旅行誌「トラベル・アンド・レジャー」では、「一人旅の人気旅行先ベスト20」ベトナムは第6位だ(1位はニュージーランド)。

米国の旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」の投票ページで、ハノイは「2014年 世界の一流観光地」のトップ10入りを果たしている。また、同サイトの「アジアでもっとも魅力的な旅先トップ25」でも、ハノイは第2位、ホーチミンは第9位、ホイアンが第14位という結果が発表されている。

英国の旅行ガイド出版社「ラフガイド」によると、同社の「 世界のもっとも魅力的な都市トップ20」で、ホーチミン市は第10位になっている。また、ニューヨークタイムズ紙は、クァンビンを「2014年もっとも理想的な旅先52」のリストの第8位に挙げている。

フエはアセアン協会に2014年~2015年の「アセアンの文化都市」の名誉を与えられた。また、米旅行サイト「プライス・オブ・トラベル」はニャチャンを「夏に行きたい旅先」として紹介している。

海外からベトナムを訪れる観光客は増加する傾向にあるが、このようなネット上での賞賛が大きく貢献しているようだ。