ハノイで開かれた中期企業フォルム（VBF）観光グループの報告によると、2015年の第1四半期に、日本、韓国、ロシア、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、デンマークからベトナムを訪れた観光客はビザ免除の後、2014年の同期に比べて7％増加した。

中でも、韓国からの観光客は前年同期に比べて31％増加、フィンランドからの観光客も28％増えた。

また、2014年に空路で来た国際観光客は2013年に比べて4％増加した。人数に換算すると約790万人増になる。

しかし、この報告では、中国とロシアからの観光客が減少した状況が示せていない。2015年第1四半期に、中国からベトナムを訪れた観光客は前年（2014年）同期と比べて40％減少、ロシアからの観光客も27％減った。

ベトナムは、観光開発に長期的な潜在力があるとされた84カ国の中で、16番目にランクされている。