ハノイに新年初の観光客 1番乗りはドイツ人夫婦

2017年元日の朝、ハノイのノイバイ国際空港には、新年をベトナムで迎えようという大勢の外国人観光客が訪れた。1番乗りの旅行者となったのは、ドイツから夫人とともにやって来たトーマス・ブーシェさん。空港で出迎えた地元関係者から記念品を贈られた。

写真㊤=新年1番乗りの海外からの観光客となり、記念品を受けるドイツ人旅行者(Photo: VNA)

ブーシェ夫妻にとって今回は2回目のベトナム旅行といい、ハノイのほかホイアン、ホーチミン市などを回る予定。トーマスさんは、「昨年は妻と一緒に3週間、ベトナムに滞在した。とにかくベトナム料理が大好き」と笑顔で話していた。

ブーシェさんを滑走路で出迎えたド・デイン・ホン・ハノイ観光局ディレクターは「2017年は、特産品や地方イベントの充実や、研修や会議などのビジネストラベルの誘致を進め、より多くの人にハノイを訪れてもらえるようにしたい」と観光客増に意欲を見せた。海外旅行の旅先として近年、ハノイの人気は急上昇中で昨年は、約400万人の観光客が海外から訪れた。

一方、ホーチミン市のタンソンニャット国際空港にも同日、外国人観光客を乗せた旅客機が続々と到着。市観光局と観光協会によるセレモニーが催され、観光客らは手厚い出迎えを受けた。