写真展「ベトナム探訪」 ラオカイで開幕

ベトナム文化スポーツ観光省などが主催し、このほど、ベトナムの自然や人の魅力を伝える写真展が、東北部ラオカイ省のラオカイ市博物館で開かれている。数々の美しい写真で、ベトナムの観光PRを目指す。

写真展は、今年が「ベトナム東北部・ラオカイ観光年」であることから、山岳民族の多いサパなど、海外の観光客にも人気の高いラオカイ市での開催が決まった。文化・スポーツ・観光省と、傘下の芸術局、ラオカイ観光局などが共催した。

ベトナム観光を促進するのがねらいで、厳選した82人の作品約100点が紹介される。いずれの作品も、ベトナムの海や島などの風景、伝統文化、観光、文化遺産、自然と都市などをテーマとしている。

いずれも、ベトナムの自然の風景や人々の生活、伝統を力強く伝えるものばかり。この展示会を見ることで、来場者はまるでベトナム縦断の旅をしているかのような体験ができる。

主催者は、「作品を通じてベトナムの美しさと深い文化、いきいきとした人々の生活など、さまざまなベトナムの魅力を伝えたい」と話している。